街の風景

久しぶりに電車に乗り、朝から営業活動・・・。
しかしなあ、何て地に足のついたささやかな我が人生であろう・・・。
でも、いい・・・。
そんな人生だって悪くはない・・・。


しかし暑い、
暑くて暑くて汗グッショリになる・・・。
毎朝歩き、毎晩走っていたって、ね、
結局僕ってヤツの本質はポッチャリ系なのだろうな・・・。
この汗はどこから流れ出てくるのであろうか・・・。


営業が済み、正午過ぎに僕は東久留米駅に着く。
改札を抜けると本当にホッとする・・・。
僕んちの場合、最寄り駅は清瀬なのだけれど、
遊歩道沿いを歩きたくていつも東久留米駅を使う・・・。


木々の緑が吐く息を感じる・・・。
それがとても心地良かった・・・。

流れる黒目川の水面が綺麗だ・・・。


駅前の雑踏の喧騒が薄れ、
この川沿いの道は穏やか・・・。
あちらこちらで釣りをしている人や、
ベビーカーを押している若い母親や、
立ち話をしているお年寄りたちの姿だけがある・・・。


郊外のゆったりとした昼下がりの光景・・・。
のんびりのんびりした昼下がりの空気・・・。


少しだけ僕は背伸びをしながら深呼吸をする。
とってもシアワセな気持ちで胸がいっぱいになる。


黒目川沿いの遊歩道・・・。
大好きな大切な道・・・。


道中、
清瀬ポニー31期の親父、トノさんと偶然に会う。
このところ2日連続で同じような時間に会う・・・。


「やあ!」って、トノさんもまた人懐っこい笑顔・・・。
僕は、トノさんのこの笑顔が結構好きだ・・・。


半ズボン姿で、自転車に乗っていた。
どこかに遊びに行く様子・・・。


平日のな、こ〜んな時間に楽しそうなんだもん、
一体アナタは何をしてる人?って、ね、
質問したいのだけれど聞かないでおく・・・。


きっと、トノさんだって同じ質問を僕にしたいだろうと思うからだ。


「やあ!何だかいつも楽しそうだね。」って、
トノさんは僕に言うのだが、
トノさんだって充分に楽しそうな顔をしている。


平日の昼下がりににゃ〜、
郊外で楽しそうな顔をしている我らはシアワセなり・・・。