ブックオフで、中古なのだけれど僕は、
エコーズのCDを何枚か買った・・・。


懐かしいな、懐かしいな、と、つい聴きたくなって買った・・・。


思い出すと、18歳の時だよ、
まだ18歳で、社会に出たばかりの頃の僕だ・・・。
まともに自分で稼いだ初めてのお金で買ったレコードが、
エコーズのファーストアルバムだったんだ・・・。


とてもメッセージ色の強い詩が、僕は好きだった・・・。


45歳になってもなお、尾崎豊を聴いて泣く僕だからじゃない、
エコーズの独自のメッセージもまた、そんな心を奮わせるものであった・・・。


たとえるなら、そう、
尾崎はヒーローになったのだけれど、ね、
エコーズは、あえてヒーローになる事を拒み続けているように見えた・・・。


早速ブックオフの駐車場内で開封し、
車の中で聴く・・・。


音楽って不思議だ・・・。


あの日の、あの頃の、18歳だった僕に僕の心は戻る・・・。


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エコーズのヴォーカルは、辻仁成さんだ・・・。
言葉の感性の鋭さが刃の如く光る・・・。


音楽活動に於いては、辻ジンセイ・・・。
作家活動に於いては、辻ヒトナリ・・・。


いいんだよ、この人の詩って・・・。


なぜにミポリンがこの人に惚れたのかが理解出来る・・・。


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現在18歳の君らよ、


今、君が見ているすべての景色を、
音楽と共に心に焼き付けておきな・・・。


その音楽は君だけのタイムマシーンになる・・・。


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40代の親父仲間よ、
エコーズ久しぶりに聴きたい人、手を挙げて!


よし、貸してあげる・・・。


でも、きちんと返してネ!