コロッケ&棟方志功
お盆休み寸前のカキーン!曜日、
仕事の一環として人形町近くの明治座へ芝居を観に行く・・・。
ものまね芸人のコロッケさんが棟方志功を演じる人情劇だ・・・。
意識して観劇なんざ生まれて初めての事だ。
感激しながら観劇をして、幕間に幕の内弁当を食べた。
コロッケさんの人柄を感じる・・・。
この人は繊細で本当に良い人なのだろうなと思う・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2部構成になっていて、
後半はコロッケものまねオンステージだった。
老若男女すべてに笑いを贈る芸は見事。
コ「え〜、次はフランク永井さんのものまねをやります。
何かフランク永井さんの歌のリクエストはありますか?」
客「おまえに!」
コ「かしこまりました!って言うか、その曲を準備しておりました!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いろんな歌手のヒトの特長を誇張して表現するものまね・・・。
御本人から怒られる事はないのだろうかと僕は日頃から思っていた・・・。
その疑問が解消した。
「北島三郎先生に許してもらえたのが大きいです。
面白いからガンガンやれ!って・・・。
北島三郎先生にさえ許してもらえたら、ね、
その他の歌手のヒトから怒られる事はまずありません。」
そう言いつつエンディングは、そう、
大きな鼻の穴のシールを顔に貼って唄う「まつり」であった。
♪まつりだまつりだ豊年ま〜つ〜り〜♪
うむ、北島三郎先生の魂がその時、
コロッケさんの肉体に重なって見えた・・・。
最早ものまね・ものまねに非ず!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
え?何が仕事の一環だってか?
そのうちに語ろう・・・。