ヤクとサケ
酒もまた、「百害あって一利なし」
本当は知っているんだよ、僕は・・・。
酒で、ね、
シアワセになったヤツなんて実際にはいないんじゃないかとさえ思う。
むしろその実害たるやタバコ以上じゃないだろうか・・・。
「今度飲もうよ!」とか、
「是非一度飲みましょう!」な〜んて、ね、
そんな挨拶がまかり通る社会って何だろうな・・・。
高校生の君らよ、
君らに伝えておきたい・・・。
知っておいてほしい・・・。
酒もまた、「百害あって一利なし」、
あるいは、「百害あって一理なし」だ・・・。
あ?
ハヤトの親父ほどの人物が何故そんな事を言うのか?ってか?
いやいや、二日酔いの朝にはいつも言っているぞい、上記の内容を。
「酒の無い、国に行きたい二日酔い、
三日目にはまた戻りたくなり」
詠み人は誰だ?恐るべき心情吐露だと思う・・・。
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酒で酔うメカニズムを知るべし。
アルコールが脳内の血管を萎縮させてしまうのだ。
人生そのものが萎縮している僕が言うのも恐縮なのだが、言おう。
脳内の血管が萎縮しちゃってね、おバカさんになっている状態を「酔う」と呼ぶ。
酔ってなくてもおバカさんの僕に言われたくなかろうが言い続けよう。
今、酔っ払っているあなたは、おバカさんなのだ。
「酒でも飲んで本音を語りあおう!」ってそれは、つまり、
「おバカさん同士になってバカなことを言おう!」って事なのかもしれない。
だが、確かにバカになる事も人生に於いては大切。
でも、バカになるために酒の力を借りなければならないってのも不幸だ。
くりかえし萎縮し続ける脳内の血管は、
いつかそのまま萎縮しっぱなしになって欠陥の血管の結果となる。
よ〜く考えるとだな〜、
それは、覚せい剤と同じ物なのではないか?
酒と覚せい剤の違いとは何だ?
法律で禁止されているかいないかだけの違いではあるまいか?
しかし、悪法も法なり!
致し方あるまい・・・。
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吉幾三さんの名曲、「酒よ」
川中美幸さんの名曲、「ふたり酒」
河島英五さんの名曲、「酒と泪と男と女」
それぞれの歌詞を思い浮かべ、「酒」の部分を「麻薬」と入れ替えてみて。
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高校生よ、酒とは、
それほど恐ろしき物なり。
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あ!
久しぶり!
今度飲みましょう!