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さよなら今までありがとう！って、
ワゴン車を手離した・・・。
やっぱり愛車と別れるのは辛いよな・・・。
同世代の親父の仲間なら共感してくれると思うのだが、どうよ、
女性と別れるよりも辛いんじゃないか？

手離す前日も僕は車をピカピカに磨いた・・・。
ありがとうの気持ちを込めてピカピカに磨いた・・・。
５年で１０万キロ以上を走った・・・。
でも、自分で整備をしていたからな〜、
機関は極上なんだ・・・。

毎日、な、
お昼ごはんを食べた後の腹ごなしのため、
ドア、ボンネット、それから屋根、って一部分ずつ、
徹底的にシュアラスターで磨き続けた・・・。

ディーラーの人が驚いていたもん。
「新車よりも綺麗ですっ！」って・・・。

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ワゴン車を手離し、
あらためて息子の野球が終わった事を実感する。

ワゴン車以前の僕といったらな〜、
旧車やら、やたらデカイくせに４人も乗ったら窮屈な車ばかりだったんだよ。
ワゴン車ユーザーになったのは、ね、
息子が野球を習い始めた時期と重なるんだ・・・。

だから僕のワゴン車歴は、息子の野球歴と同じ１２年って事になる・・・。

野球小僧たちを車に乗せてグラウンドからグラウンドへ！って、な。
乗せて運んだ野球小僧の「延べ人数」は、一体何人になるだろう・・・。

だからありがとう！だ。
徹底的に綺麗な姿で送り出した・・・。

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お〜い！
縁があり、次にこの車に乗る人よ、
あなたが野球の親父だったらうれしいな、僕は。

１０万キロ以上の走行距離は気にしないでオッケー牧場！
エンジンをみてくれ、猿人みたいなあなた、野球の親父よ、
オイル漏れの１箇所すら無い逸品だ・・・。
むしろ、慣らし運転が終わったばかりの絶好調品ってところさ。

お願いだよ、次のオーナーよ、
どうぞ安全運転で、たくさんの野球な子供たちを運んであげてくれい！

車出し依頼に快く応えてあげてくれい！

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え？次の僕の車？

ちっちゃいの・・・。

でも、ちっちゃくても可愛いヤツさ・・・。

男の子は、な、
オジサンになってもクルマが好きな生き物なのさ。