「法然・親鸞」展を見て。

親鸞を知らん?
う〜む、まだ君は高校生だからな、仕方あるまい・・・。
でも、すごく良いんだぜ、親鸞の生き方もまた・・・。


僕が親鸞を小説で読んで感動したのは高校時代だ。
ちょうど今の君と同じ位の頃だ・・・。


真っ茶色に変色しちゃった文庫本なのだけれど、
それで良かったら貸してあげるよ、読んでみな・・・。


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龍馬の次に来る歴史上の人物のヒーローは親鸞だと思っていた僕は、
法然親鸞」展を見て確信した。


親鸞の足跡(教え)の中に、この混沌の世を生きるヒントがある・・・。


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もがき、苦しみながらも、
ことごとく戒律を破り続けた親鸞・・・。
絶望の淵にある99%の人たちの中の一人として・・・。


現代に於ける様々な状況と、
親鸞の足跡(教え)を照らし合わせると、
悪人正機説」の真意が理解出来る。


時間が出来たらなあ、とにかく本が読みたい・・・。
この年末から正月、「歎異抄」をあらためて読みたい・・・。


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もしも大河ドラマで「親鸞」をやるとしたら、
親鸞役は、やっぱり福山雅治さんでどうだ?
その妻の恵信尼役は、仲間由紀江さんが良いんじゃないだろうか・・・。


な〜んて事を考える。