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宮沢賢治か・・・。
夢に出てきた祖母が唄った懐かしいあのメロディーを反芻しながら僕は、
やはり宮沢賢治に想いを馳せていた・・・。
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詩人は、無私の人であった。
インターネットで様々な宮沢賢治情報を集めるとだな、
結局はそこに行き着く・・・。
東北地方の人々を飢えや貧しさから救うために、
農業学者でもあった詩人が残した土地の設計図(すげえな、それ、土壌を改良するための手段を記した書類を設計図とよぶのだな。)は緻密で、
その正確さは現在に於いても充分に通用するものなのだそうだ・・・。
病に伏してもなお、
相談に訪れるすべての農民ととことん話し合っていたというのだから、なあ、
宮沢賢治という一人の人間の魂の在り方は心に響く・・・。
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祖母が唄う宮沢賢治の歌には、
小さな動物たちや、
いくつかの星座が出てくる・・・。
小さなものたちへの愛や優しさや、
遥かに大きなものへのあこがれが綴られていて、
あらためて聞き直すと本当に感動するんだよ・・・。
宮沢賢治の心の中には、なあ、
宮沢賢治にしか見えない映画のスクリーンがあったのかもしれないね・・・。
貧しさの中で賢治もまた逝くのだけれど、
どうだ?どうだね?
こんなにも本当は豊かであった人は稀ではないか?
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詩を想おう。