本当にユーチューブからの引用が多くて申し訳ないのだけれど、
この歌を聴いてみて下さいな。
唄っているオジサンの名前は「たかはしべん」さんと言います。
二十歳の頃の僕は、この人にものすご〜くお世話になっておりました。
http://youtu.be/aEn5BhicI6I←イイ歌なり。くりくりっとクリックしてネ。


親父と呼ばれる全ての僕らに、ね、
深く、強く、いろいろな事をあらためて考えさせてくれる歌だ・・・。


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僕らが父親として子供たちに遺すものは何だろうね・・・。
遺すべきものは何であるべきなのかね・・・。


親である以上、もちろん、
少しだけでも財産と呼べる物を遺してはあげたいさ・・・。


でも、もしも、その子供にそれを受け継げるだけの「徳」が無かったとしたら、
せっかく遺した財産だって不幸の原因になってしまうのではないか?


「物」じゃなくって、「もの」を遺してやりたいよな・・・。


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僕は仕事として今、宝石を扱っているのだけれど、
この歌で唄われている一番大切な気持ちだけは失わずにいなければと思うんだ・・・。


原発の問題だってそうよ。
あんな「物」を子孫に遺して許されるはずがない。


僕の愛娘や息子や、
賢い弟のところの甥っ子や姪っ子や、
しっかり者の妹のところの生まれたての甥っ子の顔や、
周囲にいるすべての子供たちのありったけの笑顔を思い浮かべながら僕は考える・・・。


「宝物」じゃねえだろう。
「宝もの」を遺してやりてえよな・・・。


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押入れの奥からギターを引っ張り出して、な、
キュッキュと僕は磨いているところ・・・。


「べんさん」にまたいつか逢えるかな。


今度御徒町へ行った帰り際に神田へ寄って、ギター弦を仕入れるつもり。


経費で落とせるかな?


無理だろうな・・・。