職人
時々カレーを食べたくなる加齢臭のオジサン。
いっちょまえに一人前だけカレーを作るなんて物理的に不可能であるので、
やっぱりそんな時にお世話になるのがレトルトカレーである・・・。
「一粒300メートル」のスローガンでお馴染みのグリコ製のカレー職人なるレトルトカレーをチョイス。
なぜなら、僕も職人だから。
職人であるって事を前面に出すのは、ね、
誇り高い事ではあるのだけれど覚悟が必要・・・。
○○職人な〜んて名乗っていて、さ、
ちっとも職人らしさを感じなかったとしたら、
お客さんのガッカリ度合いは、通常のガッカリ具合とは比較できないほど大きくなっちゃう・・・。
それだけにグリコの覚悟を想う。
僕は、グリコに敬意を表す者だ。
すげえぞ、なんてったってカレー職人だ・・・。
宝飾職人として僕は、食べずにはいられない・・・。
グツグツ・グツグツ・・・、
さすがだよ、グリコ・・・。
内袋にまでしっかりとカレー職人と印刷されている・・・。
こりゃ〜、あなた、かなりの自信作に違いあるまい・・・。
グツグツ、そしてワクワク、
ワクワク、そしてグツグツ・・・。
熱湯に入れてからの5分間がいつも以上に長く感じる・・・。
僕が思うに、たぶんグリコの工場の中にはカレー職人の親方がいて、
10名ほどの弟子たちとカレーを作っているに違いない・・・。
その人たちが作ったカレーにだけ与えられる称号が製品名のカレー職人なのだろうな・・・。
グツグツ、ワクワク、
ワクワク、グツグツ・・・。
出来上がり〜っ!
じゃ、いただきマウス!