自転車の荷台に大きな買い物カゴを装着している女子高生、カゴちゃんを見掛けた。
ほれ見ろっ、やっぱりスーパーで買い物をした食品を積んで走っている。
やっぱり病弱なお母さんの代わりに主婦業も兼ねているんだね。
なんて健気で良い子なのだろうか、顔も可愛いし・・・。


あんな子が息子のお嫁さんに来てくれますように・・・。
僕は、八百万の神々にお願いしちゃう者である。


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いつか、そうさな、
僕が80歳を過ぎて息子の家に引き取られたら、
僕は、カゴちゃんとこんな会話を交わすことだろう・・・。


「カゴさんよ、ワシのゴハンは?」


「えっ、お義父さん、さっき食べたじゃありませんか、しっかりしてください。」


どうだね?
こんなオチャメなクソジジィになりたい。


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一族郎党仲良く過ごそう。