水を飲めば水の・・・

水を飲めば水の味がする。
それは、なんと有り難い事か。


世の中には、枕元に山ほどの御馳走が積まれていても、
病のためにそれを口にする事すら叶わぬ人がいる。


私たちは水を飲めば水の味がする。
それは、なんと有り難い事か。


(神様のお話より)


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1月2日、義兄夫婦が我が家に来た。
もうお互いに子供らは大きくなってしまったからな、
次第にこうした集いもオジサン&オバサンだけの行事になりつつある。


兄貴よ、まずは一献。
そう言って僕が缶をプシュっと開けると義兄は、
「おいおい、正月から発泡酒か?」と仰られた・・・。


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僕は義兄を諭す。


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兄貴よ、
発泡酒を飲めばビールにソックリさんの味がする。
それは、なんと有り難い事か。


世の中には、お歳暮にエビスビールを箱ごと頂いても、
痛風や糖尿でそれを口にする事すら叶わぬ人がいる。


私たちは発泡酒を飲めばビール風味が味わえる。
それは、なんと有り難い事か。と。


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兄貴よ、
松前漬けをどうぞ。
これは、アナタの妹が作りました。


糸ひく美味さです。


発泡酒で乾杯!