薫り高き風に想う。

5月の薫り高き風が、本当に気持ち良い・・・。

穏かな平日の午後にベランダへ出て、乾いた洗濯物を取り込んでいる46歳のオヤジは現在、
日本中を探せばたぶん5〜6人はいるんじゃないだろうか・・・。

僕は、その5〜6人の希少なオヤジの中の１人。

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取り込んだ洗濯物をたたむ。
正座をしてたたむ。
唯一僕が正座をするのは、乾いた洗濯物をたたむ時だけだ。
あぐらをかいて洗濯物をたたむと、すぐに周りのスペースがたたんだ洗濯物で一杯になってしまうし、
若干遠くの乾いたグチャグチャな洗濯物を取る際に手が届かないからな。

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角と角を合わせてピシっと折り折り。
タオルのタグは表に出ないように気をつけて折り折り。
靴下は2枚重ねて一度引っ張ってから踵の部分までクルリンぱ。
見てみなよ、洗濯物をたたむ僕のこの手つき・・・。

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今、まさにこの瞬間、乾いた洗濯物を取り込む46歳のオヤジは日本中で5〜6人だろうが、
取り込みホヤホヤの洗濯物をたたんでいる46歳のオヤジは2〜3人ぐらいじゃないだろうか？
そう考えると自分の行動に誇りが持てる。

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たたみかけるように怒涛の勢いで洗濯物をたたむ。
すべてたたみ終えた時にしばしの充足感が己の心の中に芽生えるのだが、なあ、
まだまだ作業は終わっていない。
本当に僕って自分自身に厳しいタイプだな〜。

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バスタオルは、ここ。
その他のタオル類は、ここ。
これは息子の分。
これは愛娘の分。
これはカミさんの分。
そしてこれは僕の分。

分類してから作業終了・・・。

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主夫の友。
どこか近くにいねえか？

今度ランチしない？
家事の悩みとか話し合おうぜ。