クライング マイノリティ

とある調査によると、
小学生男子の実に6割以上が夏休み前半までに宿題を済ませているのだそうだ。
もちろん、絵日記やお天気の記録等は別としてなのだろうが、
そほ〜んな賢いお子たちは、絵日記もお天気の記録もきちんとするだろうから既に余裕しゃくしゃくってトコだね。


一方、
かつての僕のように、8月31日になって泣きながら算数のドリルをグリグリしたり、
嗚咽を漏らしながら漢字の書き取りをするようなコドモは小学生男子全体の中で僅か6%のマイノリティらしい。


なんだかつまんないな、今ドキのコドモって。


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小学校の夏休みの宿題なんてさ、8月31日の1日あれば出来るだろうが。
切羽詰っているからこそ、勉強ってのは脳みそに蓄積されるって知らんのか?親は。
だいたいな、僕の経験から言うとだな、
9月1日に夏休みの宿題の提出を求められた事は無いぞ。
特に今年なんざカレンダーの巡りが良く、9月1日は日曜日だ。


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え?
お宅の小学生男子のコドモさんも夏休みの宿題をすっかり忘れてるってか?
よしよし、よろしい・・・。


「宿題をやりなさい!」って言いたい親の想いは充分解る。
でもね、まだ20日だよ、それを言いたい気持ちはグッと堪えてくださいな・・・。


8月31日になって、
お宅のお馬鹿が泣きながら宿題をし始めた時がチャンス!
「どうして宿題の存在を忘れていたんだ!」って一言だけ言えばオッケー牧場。
かなり効きます・・・。


そして少々手伝ってあげたら親の株は急上昇だぜ。
夏休みってさ、教育のチャンスに溢れている。


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今ドキ珍しい、
8月31日に泣きながら宿題に取り組むタイプのコドモにも幸あれ!