酔ったフリして候
飲みの席にて今宵も僕は、
一滴の酒さえ呑まずに候、ヨサコイヨサコイ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一人の男が酒にて道を外した。
道を外した者、即ち是を外道と呼ぶ。
周囲を傷付け己も痛み、遂には悼まれず逝く。
酒、まこと是を「きちがい水」と呼ぶ。
酒、是を「お神酒」などと呼ぶは過ち、外道の始まり。
人、「きちがい水」をもって外道となり、
外道、「きちがい水」を重ねて重ねて外道で終わる。
土佐の愚公は外道の容堂、ヨサコイヨサコイ。
酔うど容堂、ヨサコイヨサコイ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
な〜んて、な、
四国の断酒に励む方々の戯れ歌を一部抜粋して書かせて頂いたのだが、
どうです?
ちょびっと思い当たる節はありませんかね?
僕らの国の文化は、酒には寛容だ。
酔った上での事は大抵が許されちゃうし、
無礼者の人々は無礼講が大好きだ・・・。
「お清め」だなんて言って酒を供えたりもする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ〜あ、
お酒さえ飲まなきゃ良い人なのに〜、
残念!