チイサナ○○見つけた2

しかしな、この縦型の陶器をアサガオと呼ぶのは如何なものか?
僕は、公共の厠で小用を足す度に思う。
昔々のコレは、確かにアサガオ型であった。
コロンコロンとポップなカラーの丸い消臭剤が、手の届きそうな辺りに転がっていたりした。
覚えてる?覚えてる?
昭和は遠くなりにけり、
アサガオに、ツルベとられて貰い水、ベンベンベン、ベベベのベン。


一方、
阪神甲子園球場前の厠は現在どうなっているのだろう?
覚えてる?覚えてる?
なあ、同世代の野球のオヤジの仲間たちよ・・・。
そう、陶器製の小便器は無くて、
ただ正面の壁に向けて放水する、下がドブのような溝になっているタイプだった。
思えばアレは、一度に用を足せる人数が厠の長さ÷身体の横幅なのだから効率的であったな。
酔っ払ったタイガースファンのオジサンがよくバランスを崩して片足を溝の中に浸けちゃったりしていたが、
考えてみればそれも佳き昭和の光景なりけり。


厠のカタチで時代を紐解くのも一興。
陶器、陶器、遠き別離に耐えかねて、我は昭和の残り火か・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


いよいよセ・パ両リーグ共に、クライマックスシリーズ始まる・・・。


贔屓のチームが勝っても負けても、ね、
酔っ払っちゃうのはダメよ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


しかしな、この縦型の陶器をアサガオと呼ぶのは如何なものか?
僕は、公共の厠をお借りして小用を足す度に思う。