来年成人式を迎える息子に僕は、これを贈ろうと思っている。

ワックス(蝋型)細工で僕が作った物を、御徒町のキャスト(鋳造)屋さんに預けていて、それが銀で吹き上がった。


通常の量産品であれば、この銀をあらためて成型し直して磨き、
銅線で油道(湯口)と呼ばれる棒を取り付けて原型とする。
つまり、その原型を基にして、100個200個と鋳込んでたくさん作るワケだ。
油道(湯口)と言うのは、プラモデルにたとえるとね、ランナーという部品を切り取ると余っちゃうあの棒の事ですな。


でも、これは商品化や量産するつもりはないので、このまま仕上げて完成とする。
グローブ(に見えるでしょ?)とバットをモチーフにしたネクタイピンです。

裏側は、こんな感じ。
僕自身はホレホレ、一切ネクタイを着用しない人生を歩んでいるでしょ?
やっぱりネクタイピンはイカンのかな?って考えちゃったりもする。
針だからさ、穴が開いちゃうでしょ、大切なネクタイには使えないだろうか?ってね。


まあいいか、
成人になった記念に父ちゃんが作ってくれた物だと有難く思ってくれればさ、
使わないまでも持っていてくれはするだろう・・・。

6mm珠のサンゴを付けるとこんな雰囲気。
サンゴだと少々イメージが違うので、4mm位の真珠を留めてみようかとも思案中。

4mm珠じゃなくて6mm珠でもいいか、バランス的には・・・。


しかし、野球のボールをイメージさせる宝石って無いな・・・。
誕生石とかでいいのかな・・・。
ヤツの誕生石は1月のガーネットだ・・・。