洗濯物を干し終えたカミさんが階段を降りてくる気配を察して、
僕は階段脇の壁横で息を潜めた。
階段を降りきったカミさんが振り返った瞬間、
バァッ!と驚かせた・・・。


カミさんは悲鳴を上げ、床上10センチほど飛び上がった。


わっはっは、大成功!と、僕が笑ったところ、
カミさんは真剣モードで激怒していた・・・。
烈火の如く怒るとは、まさしくこの事だって程の激怒であった・・・。


ごめんなさいっ!
ごめんなさいと謝るが激怒収まらず・・・。


47年9ヶ月の我が人生に於いて、
こんなに怒られた事は初めてである・・・。


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小学校2年生の時の担任の横山先生から僕は、
「人が嫌がる事をしてはいけません。」と何度も注意されていたが、
まさかこの年齢になってその当時の先生の言葉が身に沁みるとは・・・。


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もうしません。