月曜日の朝のベランダに、
小さな子供の野球のユニホームが干してある光景ってシアワセだよね。
朝の風に舞うように吹かれて揺れている様子は、鯉のぼりみたいだ。


この小さなユニホームを着ている少年は、どんな男の子なのだろう?
いろいろ想像すると、心がほっこり柔らかくなる。
土日、野球をいっぱい頑張ったろうか?
たくさん笑ってちょっぴり泣いただろうか?
大きな声を出しただろうか?
元気よくグラウンドを駆けただろうか?


その男の子の呼吸の一つ一つや、
ドキドキ、ワクワクといった鼓動の全てを知っている小さなユニホームだ。


宝物さ。
きっと、一番の宝物・・・。


今度の土日も晴れますように・・・。
この小さなユニホームが男の子と一緒に野球を楽しめますように・・・。


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五月の風は心地よく吹く。