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そうだそうだ、あのね、髪は切ったアルよ、先週。
予め電話で女優の北川景子さんにソックリの弥生ちゃんにお願いしますって予約してな。
そうだよ、そうそう、
世の中にはね、予約っていう便利なシステムがある。
まさしく予約っていうのは人類の英知の結晶だな。
今回は、前髪を残したタイプのモヒカンにしてもらった。
どうよ?
ホレホレ、ツンツンってな、刺さりそうでしょ頭頂部。
先端恐怖症のヒトが見たらビックリするほどのトガリ具合です。
ナイスセンス!弥生ちょわん。
予約してでも切ってもらう価値はあった。
また来月お願いします。
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尖っているぞい。
48歳にしてモヒカンで尖るだけの髪の毛が残存していてシアワセ。
街中のガラスに自分の姿が映るたびに髪型を見て嬉しくなっちゃう。
あ、
ゴメンよ、ゴメンゴメン、
同世代のアナタに髪の毛の話をしちまって・・・。
実は、
取引先にいる部長職のヤツの話なのだが、
僕は、ソイツをずっとずっと年上だと思っていた。
たぶん、58歳位だと思っていた。
でもね、実は、ソイツさ、
僕よりも2学年下だったんだよ・・・。
なんか立派なスーツ着てさ、
長財布を内ポケットに入れててさ、
白髪で、額から頭頂部にかけて湾曲した地肌がギラギラしてて、
ものすご〜く貫禄があるんだよ・・・。
僕は、
いろいろと深く考えてしまったな。
果たして僕は、このままで良いのか?って・・・。
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まあいいか。