御徒町に車を停めて、
久しぶりに秋葉原まで歩いた。
僅か一駅だけの距離の間に、
町と人の様子がこんなにもガラリと変わる場所って珍しいんじゃないか?
上野〜御徒町秋葉原と歩くといつもそう思う・・・。


秋葉原に着くと周囲はオタクばかりさ。
オタクの、オタクによる、オタクのための町なのさ。


僕は、オタクと呼ばれている若者たちが好きである。
彼らの瞳には一点の曇りもない。
むしろ、
彼らの瞳には一点の輝きがあるから。


まったくな〜、
あと30年若かったらな〜、
僕もオタクになりたいな・・・。
リュック背負ってロン毛にして、
ぽっちゃりしてメガネ掛けてズック履いて、
そんでもって秋葉原を歩いたらさぞかし楽しいだろうな・・・。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


本当は、誰だって、
皆と同じ感性なんか持つ必要は無く、
世の中と折り合いをつけるように生きる必要も無かったのに・・・。


今、僕らオヤジたちは、
オタクと呼ばれる若者たちから学ぶべきだ。


オタクは、世間の人々のずっとずっと前を歩いている。
リュック背負って、てくてくと、
楽しみながら人生を歩んでいる。


世間の人々は、オタクの後ろを歩いてる。
オタクの造ったムーブメントに流されて行く。
流されて行く・・・、是すなわち流行と呼ぶ。


AKB劇場の前は人だかりだよん。