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ツルは千年、
ツルツルは万年・・・。

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息子は髪を現在、赤く染めてカラフル。
打席では好球を空振るカラフルなんちゃって。
チームメート全員がいろ〜んな色の髪の毛で派手だが、
不良イグレシアスは一人もいないのでとりあえず許そう。

髪の毛の色に関しては、僕は何も言えない。
実は、息子が小学校へ入学した頃まで、僕は金髪だったからだ。
仕事上、その当時は貴金属ではなく、
シルバーでドクロやら十字架の指輪やペンダントを造っていたからなんだ。
金髪の僕が愛娘と息子を抱っこして西武園の流れるプールで泳いでいる写真があるが、
今見るとものすご〜く恥ずかしいので封印している。

息子やチームメートたちも必ずいつか、写真を見ながらああ恥ずかしいな〜って思うはずなので、
親であってもとやかく言うつもりは無い。
なにしろ二十歳を超えたヒトたちばかりなんだもん、
染めろ、染めろ、染めやがれ、
染めて染めて染めまくれ、染めのすけ染めタロ〜たちやい・・・。

ちなみに、体格が良くて全員が金髪なのはアメフト部なのだそうだ。
ドクターの白衣は、どんな色の髪の毛にも似合う。

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息子は先日、幼なじみたちとの飲み会に出掛けたのだが、
みんな大学3年生で就職活動に入るために髪の毛を黒く戻しており、
赤毛の兄ちゃんは息子だけであったと言う。

2年浪人して、ようやくみんなに追いついたと思っていたらこの有様だ。

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息子よ、
父ちゃんがあれだけの長い期間、金髪にしていても大丈夫だったからオレも大丈夫だなんて思っていないか？
あのね、
隔世遺伝を考えると危ないよ、
父方祖父はツルツルの恩返しなりよ・・・。

世の中は、澄むと濁るで大違い、
ハケに毛がありハゲに毛がなし・・・。

ツルは千年、
ツルツルは万年・・・。