やっぱり夏は海水浴でしょ?僕らの世代なら。
海沿いの国道134号線を、江ノ島を波の彼方に眺めながら走り、心をワクワク弾ませる。
車の窓を全開にして潮風をクンクン嗅ぎながら、サザンの稲村ジェーンのアルバムの2曲目の「希望の轍」をエンドレスで聴くのさいつも僕は。
わっはっは!東久留米を出発した時点で既に僕は海パンにアロハシャツにサングラスさ!
うひゃほう!夏ってサイコ〜!


渚に、ビーチサンダルの鼻緒が切れて困っている綺麗な女の人はいませんかあ?
浜辺に、サンオイルを背中に塗ってほしいと願っている綺麗な女の人はいませんかあ?
・・・、いねえか、今年も、なんちゃって。


波打ち際でカミさんと水掛けっこでキャッキャッキャだ。
ソ〜レソレ!バシャバシャ!ソ〜レソレ!
乾いたら身体中ベタベタになっちゃうけど構うもんか、だって夏だから。


♪ ワタシが〜 オバサンになっても〜 ♪ って歌が僕らが若かりし頃に流行っていたが、
どうよ?ホレホレ、
オジサンとオバサンになったが湘南の波と戯れている僕らを誇ろう!だって夏だから。


だって夏だから!


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


だって夏だから。
・・・、だって夏だから・・・、
・・・・・、だって夏だから・・・、
・・・・・・・・、だって夏・・・・、
おいおい、フェードアウトしちまったぞ・・・。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


そ〜んな感じで由比ガ浜で遊ぼうと考えていた僕だったのだが、
カミさんの提案により、
来たのは修善寺・・・。

シュラシュシュ修善寺・・・。


なんだかな〜、僕ら夫婦が観光客の中で一番若いぞ・・・。


夏なのに・・・。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


ダルマさんを見っけ!

世界中の人の夏がキラキラと輝きます様に!って、僕は祈った。