セミの声が朝から賑やか。
耳を澄まさずとも、よ〜く聴いてみて。
シャンシャンシャンシャンって一際大きな声で鳴いているのはクマゼミ


僕が子供の頃、この界隈にシャンシャンと鳴くクマゼミは いなかった。
名古屋あたりから西へ行くと聴く事が出来るセミであった。
それが今では関東でも普通どころか一番多く聴こえるセミの声になっている。
やっぱり温暖化の影響なのかね?


昆虫に関しての僕の師匠である たかはしきよし画伯の説は、
関東ローム層の粘土質の土は、クマゼミの幼虫の成育には適さない。」だったのだが、
これだけあたりまえにクマゼミの声を聴くようになると、それは違うのかもよと僕は思ったりもする。


でもね、不思議なんだよ。
僕んちの小さな庭では毎朝数匹のセミの幼虫が ひょっこり顔を出して、
そのまま羽化して真夏の空へ飛び立って行くのだけれど、
要注意で幼虫(ダジャレだよん)を見ると、それらは全てアブラゼミなんだよ・・・。


やはりクマゼミは成虫になってから関東へ飛来しているのではないだろうか。


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小学生の夏休みの自由研究は、さ、
何といっても昆虫観察が一番だ。
子供は誰もがファーブルなのだ。


ファーブルと言えばスカラベ(フンころがし)だな。
あの小さな虫が大きなフンをフフフンと転がしている姿は感動的ですらあるが、
スカラベが何故、フンを球体にしているのかと言うと、
アレは、幼虫のエサだからなんだよね・・・。
つまり、
柔らかいフンを砂漠でコロコロ転がして、
外はカリっと、中はジューシーにするために あのカタチなんだね・・・。


僕んちは今日、タコやきを焼いて食べるんだよ・・・。
外はカリっと、中はジューシーなタコやき。


タコやきを食べる度、スカラベ(フンころがし)の話を思い出してほしい。
そうだよ、それでこそ昆虫好きな少年だと言えるだろう・・・。


外はカリっと、中はジューシー。


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それにしてもクマゼミの声がうるさいな・・・。
シャンシャンシャンシャンのあの声は、暑さを倍増させるよな・・・。
でも、オッケー牧場だ。


だって夏だから。


さてと、そろそろ高校野球の中継が始まるぞ、
シャンシャンシャンシャンのクマゼミの声を浴びながら聴くラジオの高校野球がたまらなくイイ。


だって夏だから。