正午、
息子は居間のソファーにグデッと横たわり、爆睡をしている。
膝丈のグレーの半ズボンにグリーンのランニングシャツ、それに赤い髪の毛でカラフル。
幼い頃から目を開けたままコイツは眠る(ウサギ寝入り)ので、見ていると少々不気味だ。


明日から再び合宿で、野球・野球、また野球の日々が始まる・・・。
結局、夢見ていたようなキャンパスライフやバケーションチックな夏休みとは無縁で、
野球・野球、また野球による変な日焼け&クタクタライフでさぞかしシアワセだろうよ。


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朝日新聞高校野球のページに、
息子が大尊敬している 鎌田實先生 の記事が載っていたので切り抜く。


切り抜いた記事を、寝ている息子の額に貼ってみる。
おおおおおっ、見事に寝汗でペタッと貼り付いた。
まるでキョンシーのようだ・・・。


鎌田實先生は医学生時代、捕手だったのだそうだ。
野球から学んだ多くの大切な事が現在、とても役に立っていると述べておられる。


目覚めたら読め。
汗でインクが滲んじゃって読めなかったらゴメン。


息子よオマエが今立つ野球の舞台は、
こんなにも偉大な先達たちが学びを求めて駆け抜けた場所なんだな。


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休日には昼寝も大切。