代車生活・・・。


壊れて修理中の我が愛車ビアンカちゃんは1000ccの最廉価版ヴィッツだが、
代車として借りたヴィッツはディーラーの試乗車用の高グレードのヴィッツだ。
音も静かでな〜、ス〜っと走る普通のクルマって感じだ・・・。
同じヴィッツでもさ、何から何までこんなにも違うものかと驚く事しきり。


営業マンのMくんが大慌てで手配してくれた代車だからな〜、
代車用の代車じゃなくて、試乗車を代車として貸与してもらって感謝だな。


「そろそろ車検なのだから、これと同じグレードのヴィッツに買い換える?」などとカミさんは言うのだが、
嫌だよん、僕はビアンカちゃんに深い深い愛着がある。


ビアンカちゃんのエンジンは、
ダイハツ製3気筒、正確には998cc。
3気筒なのでアイドリングが不安定で音がうるさくて振動もすごいけれどレスポンスが良い。
今時、エンジンと対話をしながら運転を楽しめる数少ないクルマが1000ccヴィッツなのだと実感している者なんだよ、僕は。


愛着って、そうでしょ?


普通のクルマである高グレードヴィッツに乗って現在、仕事であちこち飛び回っていると、
普通じゃないクルマであるビアンカちゃんに乗りたくてたまらなくなる・・・。


愛着って、そうでしょ?


早く直って来ないかな・・・。


代車生活は辛いよ・・・。


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昔々、結婚する以前、
僕は、当時でも古い古い珍しいクルマを気に入って乗っていた時期があったのだけれど、
そのクルマがすごく病弱でね、1年の内 8ヶ月も修理工場に入院していて、
それを気の毒に思った修理屋さんの社長のKさんに4万円(その他一切の諸経費ゼロ円)で代車用スターレットを譲って貰った時以来の気持ちだ。