■

毎年、
このプロ野球のドラフト会議の様子を興味深くラジオで聴いているのだが、
その都度あらためて厳しい世界だなと感じる。

これだけ多くの人数が【プロ野球の選手】になり、
それと同じ数の人たちが【プロ野球の選手】をクビになる。

こうして【プロ野球の選手】には なれても、
そこから才能と運と努力によって【プロの野球選手】を目指さなければならないのだからな、
まったくもってプロ野球も職人の世界そのものだ・・・。

スタジアムの観客席の人々や、テレビで観ている人々や、
ラジオで聴いている人々の心を、な、
シアワセな気持ちにさせるプレーヤーになってほしいな・・・。

・・・・・　・・・・・　・・・・・　・・・・・

職人とは、その一人をもってプロと呼ばれる存在なのだ。
あらゆる業種にあって、どんな仕事をするにしても、
目指さなければならないのは職人なのだ・・・。

・・・・・　・・・・・　・・・・・　・・・・・

先日、
我が家のお隣さんが外壁塗装をした。
プロのペンキ屋さんの仕事ぶりはなあ、そりゃ〜見事だったぞ。
まさしく壁だけに完璧だ・・・。
職人が行った仕事の凄さを見た・・・。

・・・・・　・・・・・　・・・・・　・・・・・

「オレ、この仕事に向いてないかもしれない・・・。」

大卒・高卒・専門学校卒、問わず、
この春から社会人になった若い人たちがそろそろそう考え始める頃だね。

向いてるも向いてないも何も、
なっちまったモンは仕方ねえだろ？

とにかく その道で職人を目指せ・・・。

今辞めたらな、
一生、根っこが生えない人間になっちゃう・・・。

続ける事だよ、どんな仕事でも・・・。

・・・・・　・・・・・　・・・・・　・・・・・

存外、
ものすご〜い職人になったりするのは、

ドラフト５巡目、６巡目あたりで その道に入ったヤツだったりする。

それがまた人生の面白いところ。