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先日、息子が買って来た本をソファーに寝転んで楽しそうに読んでいたので、
たぶん漫画か小説だと思って、次に読ませてもらおうと考えていたところ、
覗いてみるとそれは碁の定石の本であった。
つまらねえな〜、つまらねえな〜、
それは僕が凡人だからか?
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碁は奥深く、ハマれば楽しくて仕方ないらしいが、
僕なんかはチンプンカンプンだ。
だが、こうした息抜きの時間に楽しめる何かがあるって事はうらやましいな。
本を読みながらいつの間にか爆睡をしている息子の平和な顔を見ながら思った。
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息子は中学時代、
野球は土日の清瀬ポニー、
平日の放課後は囲碁将棋部に所属していた。
息子が幼かった頃、
ちょうど漫画の「 ヒカルの碁 」が流行っていてさ、
それで碁が大好きになっちゃったんだよな。
息子は、すご〜く単純な男なんだな。
だが、
現在所属している野球部にも碁や将棋の好きな人が多いと聞くから、
案外、野球と囲碁将棋って組み合わせはイイのかもしれないよ・・・。
野球で身体を鍛え、囲碁将棋で脳みそを鍛える・・・。
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呉清源さんの凄さは、
ことごとく古い定石を覆した凄さだと言う。
そうだよな、セオリーに縛られ過ぎてはいないか?って常に考えて、
様々な事柄にチャレンジしてみる気概が人には必要なんだよな・・・。
セオリーを打ち破るところからレジェンド(伝説)は生まれるのかもしれねえな。
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セオリーに呪縛されない野球が観たいな。
呉清源さんの冥福を息子と共に祈ろう。