以前、【 棚から牡丹餅 】の野球であったと書いたが、
息子からすれば本当は、【 ようやく手が届いた棚に牡丹餅があった 】野球だろうな。
綺麗にクリーニングされたユニホームが、何着かのスーツと共に部屋の中に掛けてある。


道は、在る。
野球を人生の友とする道は、必ず在る。


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小学校時代、小山ドラゴンズで野球の楽しさを学んだ。
中学校時代、清瀬ポニーで野球の素晴らしさを学んだ。
高校時代には、野球の厳しさを学んだ。


その時期その時期に、なあ、
一つ一つ積み重ねた大切な事が心の中で層になっているからこそ、
現在の野球もまた輝いているのだと父ちゃんは思う。


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息子よう、
小さな小さな、
小学生の野球小僧が、さ、
ユニホームを着てヘルメットを被ってバットを背負って自転車で走っているぞ。


今のオマエならさ、
自分の言葉で小さな子供たちに伝えられるのではないか?
野球を人生の友とせよ、って。


〜 君の野球の物語の主人公は、君自身なんだぜ 〜
そんな言葉を伝えられるのではないか?


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師走も半ば。


だが、どど〜んと土曜日、野球日和。