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干した洗濯物が凍った。
ああ、ビックリしたぜ・・・。
息子の長袖のオシャレなシャツが、キヲツケ!のカタチで固まっていた。
薄っすらお日さまでは乾かせないほど、北風が強い一日であった。
お日さまではなく、冷たい北風による冷気で乾燥したのでな、洗濯物が乾瓢(カンピョウ)みたいになったのだな。
乾瓢ならさ、水に浸して戻せばカンピョウ巻きの具になってグ〜だが、
衣類はイカンな〜。
誠にイカンに感じちゃうな〜。
着る時にゴワゴワして嫌だろうけれど我慢せよ、息子よ。
汗をかいて汗で浸して戻せ。
たぶん、それが青春だ。
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近年稀にみる寒い寒い冬だよ。
石油ファンヒーターに救われているよ。
ありがたいよ、ありがたいよ、
僕は、石油ファンヒーターのファンだ。
色紙にサインを書いてほしい程のファンだ。
随分と灯油が安くなったとうゆ〜事で、
ちょびっとだけ温度を高く設定している・・・。
あたたかいな、あたたかい。
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それでも昔に比べたら、相当あたたかい。
僕らが子供の頃、冬はもっと寒かったような気がするよ。
タライにお湯を張って、霜焼けの足や手の指をあたためたりしていた。
今、霜焼けになんてならないもんな・・・。
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ゴワゴワになって乾いた洗濯物を取り込みながら、
いろ〜んな事を考えた・・・。