息子が英文でレポートを作成していたので驚く。
なにしろコイツは、
小学校の3年生時までサ行とタ行の発音が怪しかった男だ。
例をあげると、
お父さん⇒オトウタン
サイトウ先生⇒タイトウテンテイ
ってハイレベルな怪しさであった。
そんな男が現在、英文でレポートを作成しているんだぜ、
人間の可能性はやはり無限大なのだと僕は思った。


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あの聴き流すだけの英会話学習システムでも、
とうとう僕は英語を話せるようにはならなかった。
その敗因を分析してみるとだな、
CDの中に出てくる会話のシチュエ〜ションが、僕の普段の生活とは無縁なものばかりであったからだ。


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昔、
池袋駅西武線を待っていた時、
外国人に僕は話し掛けられた。


「 キャニュピ〜 ニングリ? 」って、な。


キャニュピ〜 ニングリ?は、
〜 英語を話せますか? 〜
だと思い、
あろうことか僕は、こう返答したのであった。


「 アリル〜 」
( はい、ほんの少々 )って、な。


その後の事は思い出したくもないな。


該当の質問にあった「 フォリズン ハッフェン 」が大泉学園だと気付いたのは、
石神井公園駅に着いてからだ。


僕は叫んだ。
ネクスト!ネクスト!プリ〜ズッ! 」


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アリル〜に気を付けな。


レリゴ〜をカラオケで唄うタイプの人は特に・・・。


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息子に、
オマエ、英会話出来るのか?と尋ねたら、
「 ア・リル〜 」と、フッと笑って答えた。


アリル〜と、
ア・リル〜は、
同じようだが結構違うのかもしれないな・・・。


レリゴ〜もそうかもよ。