火曜日、
いつもの馴染みの墨田区にあるプレス屋さんにて過ごす。
自由に機械を使っていいってお墨付きを貰っている僕さ。
墨田区だけにお墨付きなんだよ、
カムサハムニダ、墨田。


遊んでいるように見えるかい?
あのね、こう見えても僕は、仕事だけはマジメです。
マジメ人間ギャ〜トルズって程のレベルのマジメさです。


こうして機械を操って、物を作り上げる楽しさはシアワセ。
日本の町工場の実力はスゴいんだぞ。
アナタのアイフォンのボディの柔らかな丸みのフォルムだってね、
日本の町工場の技術があればこそなんだぞ。


「 服が汚れちゃうからコレを着なよ。 」って、な、
工場長が貸してくれた作業着で作業をしている僕さ。
胸のところにある S製作所 の刺繍が誇らしげだ・・・。


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「 スミマセ〜ン、社長は いらっしゃいますか? 」って、
スーツ姿の営業マンみたいなオジサンに僕は声を掛けられた。
お客さんか?
僕よりも少し若い位の物腰の柔らかい好漢だ・・・。


そういえば今日はピカチュ〜(社長)を見掛けていないな。
たぶん事務所にいると思うよ。


あっちのすごく汚いプレハブの2階が事務所だよ。
下から オ〜イ! って呼んでみな。
いたら出て来るんじゃないか・・・。


と、僕がお客さんと話していると、
ダダダッと奥から工場長が直角になって走って来て、
「 たいへん失礼致しましたっ! 」と、
平身低頭で対応していた・・・。


プレス屋さんにとって、一番のお得意先の営業マンさんなのだそうだ。
まあいいや、許そう。


さてと、
僕は僕の仕事の作業に集中しようっと。


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僕が S製作所 の作業着を着ているからさ、
僕の事を社員さんだと勘違いしたのだろうな。
致し方あるまい・・・。


僕も先日、
ドンキホーテで店員さんだと思って声を掛けたオジサンが、さ、
たまたま赤いポロシャツを着ていたお客さんだったもんな。


間違いは誰にだってあるさ・・・。


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〜 袖摺りあうも他生の縁 〜
どんなカタチであれ出逢った人は宝さ。


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実は来月、
TVショッピングに僕は出演する事になった。
K18のネックレスを紹介する。


いろんな縁があるのだ。