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「こんにちは〜っ！」と、
一年ぶりに北海道から、息子の友人の幾三くんが上京して、そして我が家へ立ち寄ってくれた。
若い頃の吉幾三さんって、きっとこうだったであろうと思えるほどの人懐っこさと明るさで、
こうして元気な顔を見せに来てくれた事が嬉しい・・・。

夏の大会、
準硬式野球の部に於いて、
幾三くんたちの大学は上位入賞を果たし、この足でそのまま北陸で行われる全国大会へ赴くとの由。
「泊まれなくってスミマセン。」だって。
「泊めて下さい。」ってお願いされる事なら今までにもあったけれど、
「泊まれなくってスミマセン。」と謝られたのは初めてである。
だが、我が家で風呂には入った。
しかも、一番湯に入った。

がんばれ！
がんばれ！
幾三くんよ、北陸でもカキーン！だ。
一日でも多く今年の夏の野球を楽しんでおいで・・・。

この野球小僧にも幸多かれ・・・。

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「また来ます。」と言って幾三くんは去った。

明るいヤツってさ、来てくれると楽しくて本当に嬉しいのだけれど、
明るい分だけさ、帰っちゃうと寂しいよな・・・。

あ〜あ、
夏がまた一つ過ぎて行ってしまったような気分だ・・・。

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幾三くんも日々、
悩んだり苦しんだり涙しながら勉強を重ねているのだろうなと思う。
昨年よりも人間的に深くなっていた。

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夏の大会、
硬式野球の部に於いては、
息子たちを敗った N 医大が優勝をしたとの事。

そうそう、
柔道の部、個人戦に於いては、
息子の大親友のマックスくんが準優勝を果たしたのだそうだ・・・。

勉強ばかりではなく、
スポーツで汗を流す青春が息子たちの世界にもあって安心をする・・・。

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しかしな〜、
このまま猛暑が去ってしまうとなるとな〜、
やっぱり寂しいな・・・。