真夏の朝は目覚めるとフローリングの床の上でパンツ一丁になっている僕だが、
9月になって徐々に脱ぐ物が減り、いよいよきちんと全部着たまま、
尚且つ毛布にくるまり布団の上で朝を迎えるようになった・・・。


10月。
もう10月ですよ。


言いたくないけれど、
でも言わせてもらうけど、
早いなあ、時間が過ぎるのは・・・。
体感速度で言うとだな、先々週あたりが元旦だったのではないかと思える程の速さだな。


10月。
もう10月ですよ。
赤ちゃんにたとえると、あと10日でオギャ〜と泣いていますよ。
もう10月ですよ。


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まあいいや、許そう。


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10月なのにアリの列を見た。
アリさんたちも冬を迎える準備ですな。


アリとキリギリスの話があるでしょ?
アリの行列を見掛ける度に僕はそれを思いだすのだけれど、
アリさんたちにもそれぞれ個性があってね、
み〜んなが一生懸命働いているんじゃなくってさ、
がんばり具合は結構バラバラだったりするんだよ・・・。


がんばり具合の度合いがすご〜く少ないアリさんも、
みんなで一緒に冬を越すんだと思えばなんだか嬉しい。


「 一億総活躍社会を目指す! 」だなんて僕は嫌だよん。


僕は活躍する気なんてサラサラ無いので、
現時点で「 一億総活躍社会 」構想は頓挫しているんだもんね、
99,999,999人活躍社会を勝手に目指しておくれと思う。


でも、冬は越させてもらいますよ、僕も。


最初(ハナ)から活躍する気なんてサラサラ無い人は僕以外にも結構いるだろうから、
おそらく450人位が活躍する塩梅のいい社会に落ち着くはずだ。


でも、冬は越させてもらいますよ、全員で。


それでイイのだ。


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月が綺麗なのだ。