中学生の自死を報じるニュースがあった。
自分よりも若い人の死はそれだけで本当に悲しいものだが、
ましてや自分の子供たちよりも若い人の死は殊更悲しくて胸が痛む。


まだ世の中の仕組みの全てを知らない若い年代の人に言いたいのだけれど、
いいかい?
何があっても、どんな事が起こっても、絶対に自分で死を選んではいけないよ。


強さなんて必要無いから。


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心の片隅にずっと 生き辛さ を抱えた子供だった僕は、
高校を卒業した次の年に気付いた。
19歳の夏に気付いて、そして生き方を変えた。


・ 空気を読むのはやめよう。
・ 人に媚びるのはやめよう。


その二つを決めて、そして実践して30年だ。


間違いなくそれが、自分には合っていたのだと感じる。
生き辛さ は見事に消えて人生が楽ちんになった。
そうしてこんなユルユルの緩いオヤジが出来上がったワケだが、
まあいいや、許そうと思う。


空気なんぞ読まず、
人に媚びる事を一切しないで生きていると、
知り合いの数は格段に減ったが、僅かな友人は残った。
人間関係なんてね、僕の場合はそれで十分だった・・・。


ゴハンは美味いし、酒は美味いし、
詳細には書けないのだが、モテ期まで訪れた。
自分に合った生き方を見つけると人生は楽しい。


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一方、
自然と空気が読めて、
無理をせずに周囲の人々と調和出来る人もいる。
それがその人に合った生き方であるのなら素晴らしいなと思う。
僕のような者からすれば、羨ましい限りだよ。


人間にはそれぞれ、合った生き方がある。


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現在を生きる子供らよ、
一日でも早く自分に合った生き方を見つけておくれ・・・。


誰もが自然体で、無理をせず自分に合った生き方をする。
それが本当の意味で 社会の多様性 なのだ。


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生き抜け・・・。