鍋について考えながら。

シアワセのカタチは、人それぞれだ・・・。
いろんなカタチのシアワセがあるものだ・・・。


冬だから僅かな時間なのだけれど、
空気が澄んでいるからだろうか?夕焼けが綺麗だ。


夕焼けを見てシアワセを感じられるのだから今日も僕はシアワセだ。


だが、
夕暮れ時って寂しくてな〜、
さびしくてさびしくてたまらんので鍋が食べたくなった・・・。


家族揃って鍋が食べたいな・・・。
カミさんにお願いしてみよう・・・。
心が鍋を欲していると・・・。


牛肉でなくていい。
フグでなくてもいい。


鶏でいいんだ・・・、ダシが出るし。
豚コマでいいんだ・・・、歯応えがあるし。
タラでいいんだ・・・、プルプルしてるし。
葱と白菜、シイタケもまた嬉しい。
マロニ〜ちゃんも忘れないでね・・・。


鍋は、家族で食べるものだ。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


すっかり暗くなった遊歩道で、
鍋について考えている僕は本当にシアワセだ。


シアワセな鍋は、家にありけり。
だから僕は歩くペースを速める・・・。


シアワセは歩いて来ないんだ。
だから歩いて行くんだね。


歩いて行くんだけれど、行き先は我が家だ。


帰宅する我が家の事も、行き先と言うのだろうか?