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それはオトナにあるまじき願い事だろうか?
雪が降り始めた空を見上げて、
「積もらなければいいいけど。」と言う周囲の声に迎合して、
そうですね、積もっちゃったら困りますね、な〜んて口では言う僕なのだけれど、
心の中では実は、
ジャンジャン降れっ!積もってチョ〜ダイ!っていつも願っている・・・。
オトナはオトナの都合と事情で、
雪が積もったら困ると言っているだけなんじゃないだろうか?
本音を言えば誰だってさ、
雪遊びをしたいんじゃないかい?
もっと素直になればいいのに・・・。
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雪が積もった時用にと買っておいた長靴を出して履いて、
一面銀世界となった遊歩道を歩いた。
楽しいな楽しいなと歩き、そして振り返ってみる。
真っ直ぐ歩いたつもりなのだが、
足跡は結構蛇行しているので不思議だ。
人生と同じじゃないかと思う・・・。
真っ直ぐに生きてきたと自負していてもな、
振り返りゃ誰だってクネクネとした足跡を残しているはずだよ・・・。
それでイイのだ。
これでイイのだ。
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ガッシュガッシュと雪かきをする。
寒いのだが汗グッショリになるこの感覚が好きだ。
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どうした?
元気ないんじゃないか?
わっはっは、
僕で良ければ上から覆い被さってやろうか?
わっはっは、
冗談冗談マイケル冗談・・・。
元気を出して銀世界へと飛び出そう!
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ヘックション!