たいへん強い尿意を催したので、
僕は大きな建物の中でおトイレを探した。


ものすごくキレイなおトイレであった。
ズラ〜ッと長く一列にアサガオが並んでいた。


ズラ〜ッと長く並ぶアサガオ・・・。
さて、どのアサガオを使いましょうか?
えっ?
アナタなら端っこのを使う?
ほ〜う、なかなか奥ゆかしい性格なんだね。
そんなアナタを僕は嫌いじゃないです・・・。


でもね、僕は真ん中のを使っちゃう。
せめてズラ〜ッと並んだアサガオぐらいは真ん中を使いたい・・・。
許して・・・。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


窓から外の景色を眺めつつ、放水準備完了!


その時、景色が少々オカシイと感じたんだよ・・・。


あああっ!
これは 夢 だっ!
僕は今、夢の中にいるのだっ!


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


そこでガバッと起きた。
やっぱり僕は夢の中にいたのだ・・・。


セーフ!


危ねえ、危ねえ・・・。
50歳なのにオネショをしてしまうところだった・・・。


セーフ!


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


寝汗ではなく、これは冷や汗・・・。


♪ 夢の中で〜 夢の中で〜 用を足そうと思いませんか〜 ♪


ぎりぎりセーフ!