午前3時、
尿意にて目覚め、用を足そうと階下へ降りる際、
息子の部屋の明かりがついている事に気付いた。
まったくな〜、つけっ放しで寝てしまったのだと思い、明かりを消すため部屋へ入ると、
息子は机に向かって試験の勉強をしていた。


おい、勉強ばっかりしていると、アタマ悪くなっちゃうぞ!と言うと、
「 勉強をしないと父さんみたくなっちゃうでしょうが。 」と言われた。
僕ら父子の場合、既に息子の方が一枚上手だな。
まあいいや、許そう。
早く用を足してまた寝よう・・・。


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それにしても大変だな。
今年は正月三日からも試験であった。
その後もず〜っと細かく試験が続き、
夏の大会が終わってすぐ、お盆からまた試験の連続だ。


身体を壊すなよと願う。
それから心も・・・。


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自分で選んだ道なのだから、
険しくても自分の力で登るしかあるまいよ・・・。


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体中の筋肉の名前や、
体中の神経の名前を暗記するなんて父ちゃんには無理だ。


オマエ、スゲ〜な。


じゃあ父ちゃんは寝ます。
おやすみ。