最近、カメムシが多い。
体長3cmほどの、カメムシにしては大きなヤツだ。
家の周囲のあちこちでよく見掛ける。


そのカメムシが干してある洗濯物に付くので困る。
取り込んだ洗濯物をたたんでいると、4〜5匹必ず潜んでいる。


以前は僕のシャツにばかりカメムシは付いていたのだが、
近頃は息子のシャツやパンツの中に隠れている。
僕の推測だがカメムシはオトコの匂いが好きなんじゃないだろうか?
って事はだな、
僕よりも息子の方がオトコの匂いを放つようになったのだと思うよ。
それはそれでめでたいからな、まあいいや、許そう。


カメムシはまとめてビニール袋に入れて口をキュッと縛ってポイ!だ。
残酷かもしれないけれど臭くてたまらんので許してほしい。
臭い匂いは元から断たなきゃダメなのよ。


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それにしても大きなカメムシだ・・・。


考えてみればカメムシも不憫だな。


もしも可愛い色だったり、
あの強烈な匂いがなかったりさえすれば、
コドモたちに人気の昆虫になっていたかもしれないんだぜ。


ビニール袋の中でワシャワシャと動くカメムシたちを見ながらそう思った。


のだけれどポイッ!


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昆虫に生まれなくて良かった。


たとえ人生がどんなに最悪であったとしても、
カメムシとして生きるよりはマシだろう?


アナタも僕も、あの人だって。
カメムシよりは恵まれているでしょうが。


足るを知れ!
って事です。