北風が強い、寒い一日であった。
まさしく北風は、ピ〜プ〜と吹いていた。


う〜、寒い寒い、
身体の芯まで冷えて、ブルブル凍えそうですな。
町を行く人々は皆、小声で凍えちゃうとか呟いているんじゃないだろうか。
ってなハイレベルの寒さであった。


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ポッチャリ体型の僕でもこんなに寒いのだからさ、
さぞかしスリム体型の人は寒かろう。
と思っていると、
タンクトップに半ズボン姿でランニングをしているオジサンを見掛けた・・・。


若いな、若い若い、
若さとは年齢で計るものではなく、その姿勢を指す言葉なのだな。


でもね、
走っている本人は身体がポカポカして気持ち良いだろうけれど、
見ているこちら側からすると、たまったモンじゃないよ、と、
僕はそのオジサンを見なかった事にしようと決めた・・・。


街の景観を損なわないためにも、な、
オジサンランナーは冬は上下ジャージで走ってほしいよ。
言っちゃ悪いけど、
でも言わせてもらうけど・・・。


ピチピチの短パンからスラリと伸びた筋肉質の足が、
それがオジサンの場合だと、
なんだか絵本の アリとキリギリス の中に出てくるキリギリスの脚に見えるよ。
お〜い、バイオリンはどうした?
な〜んて、ね。


はっ!
イカイカン、他者に対して毒のような言葉を吐いてはイカン、
まことにイカンに感じられちゃうので反省・・・。


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夕刻、帰宅してすぐ、
バスマジックリンでバスタブをキュッキュとなるまで洗い、シャワーで流す。
バスマジックリンは水切れが良いのでとても助かる。
そしてお風呂のスイッチ・オン!


いつものチャイム音が流れて来て、お風呂お姉さんの声がする。
「 オフロガ ワキノシタ 」って、やっぱり僕にはそう聞こえる。


♪寒い夜だから〜♪
やっぱりお風呂がシアワセシアワセ・・・。