ある仕入れ先へ行くと、
店頭スタッフの女の子(20代半ば)が僕を見つけてアッとなぜか驚いてから、
「 あけましておめでとうございました。 」と言った。


50年生きてきて、あけましておめでとうございました は初めて聞いた言葉。
初めてなの、やさしくしてネと思っていたところ、
「 ちょっと待っていて下さい。 」と一度奥へ引っ込んで、
お年賀タオルをわざわざ持って来てプレゼントしてくれた・・・。


手帳を見てみると、
ここへ来たのは昨年の11月以来だったので、
しかももう1月も10日を過ぎた玄白だからな、
あけましておめでとうございました は日本語として正しいかもしれん・・・。


まあいいや、
なにしろ娘と同世代の女の子だ。
可愛いから許そう・・・。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


松が明けてもな、
1月中に今年初めて会う人がいたら、
「 あけましておめでとうございました。 」でもイイのかもしれないな。


え?
50歳のオヤジの仲間のアナタよ、
「 あけましておめでとうございました。 」を普通に使っているってか?


それはどうよ?
50歳オヤジとしてマズいんじゃないか?


20代半ばの可愛い女の子だから許される言葉だと僕は思うぞ。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


2月になって今年初めて会う人がいたら、
この女の子は、たぶん、
「 先月はあけましておめでとうございました。 」
とか言うんじゃないだろうか・・・。


心配だが可愛いから許しちゃうんだよね、オジサンは。