母校が2年ぶりに夏の甲子園に出場している。
やっぱりすごく嬉しいな・・・。


特筆すべきは、
元プロ(近鉄阪神)として活躍したN氏が監督としてチームを率いているところ。
僕らの2学年下の、
僕らのクラスにコケちゃんの用事でよく来ていた後輩のNくんだ。
アラフィフとなった今、熱さを秘めた穏やかな表情のイイ顔になっている。


プロとして活躍した人が高校生を導く。
長い間、切望されていた事が叶う。


野球を大工仕事にたとえると、
技術家庭科の先生が教える大工仕事と、
本物の大工さんが教える大工仕事ぐらいの差がある。
かもよ。


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とにかくゲームの中での仕掛けが早い早い・・・、
ゲームをお風呂を沸かす事にたとえるとだな、
ずっと湯船に湯かき棒を入れて混ぜているといった感じだ・・・。


対戦相手の監督は、高校野球界では有名な古将・名将と謳われている人だが、
その 海千山千ぶり を、この若い元プロの采配は軽く凌駕している。
生きるか死ぬかの場面でメシを食った経験が如実に表れていた。


好ゲームが続く今大会に於いて、
最終的には大注目されるのではないかといった予感がする・・・。


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プロ野球は職人の世界だ。


この夏の大会で注目を集め、来春にはプロとなる球児も多数あろう。


職人の世界だ。
あらゆる業種で 職人 ってのは、
生きるか死ぬかの場面の連続の中でメシを食わなくちゃならない。


職人仕事の厳しさを学べる授業は残念ながら学校には無い。


高校時代に本物の職人から教えを受ける経験は財産になるはずだ。


かもよ。


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人さまからお金を頂くって事は、ね、
喜んでもらってそれでお金を頂くって事は、ね、
ものすごくものすごく大変なことなのよ。


けれどそれを知る事が本当は一番大切なのよ。
それが勉強って事なのよ・・・。


高校野球が真の意味で 学びの場 となりつつある。