先日の、公衆トイレ内でぶつかられちゃった話の続きだ。


わっはっは、イイって事よって、
ハンカチを差し出して謝るオジサンに僕は言ってあげたのよ。
そしてオジサンは何度も頭を下げながら公園から去った。


オジサンの姿が見えなくなったのを確認してから僕は、
車の中からタオルを出してタオルを水で浸して絞って拭いたんだよ、ズボン。
あ〜あ、だ。
濃い色のデニム生地ってさ、濡れていると目立つのだね。
軌道を逸したジョビジョバがだな、股から腿のあたりまで広範囲に付着しちゃっている。
ゴシゴシととりあえず拭く。
きっと拭くには福がある、かもよって、な。


夏だったらアナタ、
脱いでコレをコインランドリーで洗って、
その間に銭湯でババンバ・バンバンバンで済むけれど、
真冬だから早く家に帰りたい。


ある程度までズボンと靴を拭いて、
タオルをビニール袋に入れて僕は車に乗り込んだ。
浅草橋から東久留米へ帰る間には、ヒーターで乾く事でしょう。


な〜んか、な、
乾くのはイイのだが、独特なニオイがするね。
オシッコがヒーターによって乾かされると、こんなニオイがするのだね。
早く家に帰って着替えたい・・・。


夕方近くになり、ようやく東久留米に着いた。
カミさんが玄関先で待っていて、その足でスーパーへ買い物に行く事になった。
助手席に座ったカミさんが車の中のニオイをクンクンと嗅いだ。
そして、
「 唐揚げ食べた? 」と聞かれた・・・。


オシッコがヒーターによって乾かされる時の独特のニオイは、
唐揚げのニオイに似ているって事ですな・・・。


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逆に、
唐揚げのニオイは、オシッコがヒーターで乾かされる時のニオイに似ているのですな。