どんなカタチであれ、人が亡くなるのは悲しく耐えがたいものだ。
連日のニュースに胸が痛み続ける。
どんな状況にあっても自ら死を選ぶなよ、オジサンたちよ、
って、
オジサンの一人である僕は心から願う・・・。


国税庁長官を辞めると伝えた時の、
あのサガワさんの目が心配だ・・・。
あの目は、絶望や失望に打ちひしがれた目だ。
ものすごく心配だ・・・。


男は、
失望を人生の節目で幾つも感じながら生きて、オジサンになる。
そんな生き物なんだよ。
僕のようなダメなオジサンはもちろん、
普通のレベルのオジサンたちだってそうだ。
そうして失望に対する耐性を身に着けながらオジサンになる。
だから普通であればオジサンの心は強いものなのだ。


けれど、超エリートと呼ばれるようなオジサンはそれを知らない。
オジサンになって初めて失望を知ると、その失望は絶望へと直結してしまうのではないか?
って、あのサガワさんの目を見て感じた・・・。
だからそれが心配なのだ。
きちんと心のケアをしてくれる誰かが彼の傍にいてくれますように・・・。


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どんなに苦しくても悲しくても死んじゃダメよ。
絶〜対に自ら死を選んじゃダメよ、オジサンたちよ。


生きて生きて生きて生きて生き抜いて、
そして寿命が尽きる時になって初めて、
その人生の良し悪しが決まるのだと僕は思うよ。


シアワセを探して笑いながら生きなければ神さまに申し訳ないでしょうが。


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あのなあ、
僕に比べりゃアナタの人生はマシよ。


でも、
僕は僕でこれでも充分シアワセよ。


って事よ。