しばらく落ち着いていた暴暑が盛り返し復活した。
暑い、とにかく暑い・・・。
ただジッとしているだけで身体中から汗が噴出する・・・。


ただジッとしているだけで身体中から汗が噴出する暑さなのに、
よりによって仕事で外回りだ・・・。
タオルを2枚持って出掛ける・・・。


2枚目のタオルさえシットリと汗で濡れる、二枚目じゃないオジサン・・・。


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コンビニに入り、氷を買う。
アイスか氷でも食べなきゃ命に関わる暑さだ。
レジで氷をコレ下さいな、だ。


すると、レジのパート主婦の方に、
「 おでん、如何ですか? 」と言われた。
「 現在、おでん の試食を行っています。 」との事だ・・・。


汗グッショリの僕は、申し訳ないですが結構ですと断った。
だってこんなに暑いんだもん・・・。


「 そうですよね、そうですよね、暑いですものね。 」と、
そのパート主婦の方は悲しそうな顔で僕に言った・・・。


実は僕は、女性の悲しそうな顔に弱い男だ。
じゃあ、頂きますと言い直した 井伊直弼 になってみた。


レジのパート主婦さんは嬉しそうな顔になり、
ロールキャベツと大根とタマゴをカップに入れてくれた。


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ガンガンに冷房を効かせた車の中で おでん を食べた。
それにしても暴暑の中で おでん の試食とは・・・。


僕は車なのでまだいい。
徒歩とか自転車のお客さんだったらどうだろう?
と思った・・・。


だが、おでん は美味しかった・・・。
おでん に罪は無い・・・。


真冬にアイスクリームの試食だったらお腹を壊しちゃう・・・。