朝の約1時間ちょっと、
息子が運転する我がヴィッツの後部座席にて眠る。


地図上では我が家から息子の実習先は近いのだが、
東京郊外って、なあ、
都心部までの横移動なら電車でアッと言う間でも、
こうして郊外から郊外への縦移動は不便だなとつくづく感じる・・・。
ツクツクボ〜シじゃなく、つくづく法師なオヤジなワケよ・・・。
寝不足なのでギャグも振るわないや・・・。


それにしても狭いな・・・。
きつくて狭くて窮屈なりよ、ヴィッツの後部座席・・・。
気付くと僕は、ヨガの行者のような格好で爆睡していた・・・。


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「 父さん、着いたよ。 」と、息子に起こされる。


かっ、身体が動かん・・・。
胡坐をかいた寝姿勢のまま、身体が固まっておる・・・。


後部座席のドアを開けた息子に脚を引っ張ってもらう・・・。
いろんな人々の足を引っ張って生きてきた僕が、
こうして息子に脚を引っ張ってもらうとは・・・。


バキバキ・ボキボキしながらなんとか車外へと出た・・・。


小さい車の後部座席でオジサンが寝るのは無理って事だな・・・。
やっぱり助手席をリクライニングして寝るようにしよう・・・。


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ヨガ?
やらないよ、僕は。
世が世なら、ヨガをやっていたかもしれないけれど、
もう52歳なのでキツイ事はやらないよ・・・。


ボキボキ・バキバキする身体で運転して帰宅・・・。