あせるな!くさるな!まけるな!

小山ドラゴンズの関係者としてではなく、東久留米の5年生の野球シーンを応援しているファンとして・・・・・。

昨日の試合、初回にこんなことがあった。
先攻ドラゴンズ、一番韋駄天(チーム1の俊足)がデッドボールで出塁。主審がプレーをかける前に牽制球、あわてた韋駄天がつり出され走ってしまい、二塁手前でタッチされる。塁審が「アウト!」とコール。その後に主審が大きく両手を振って「ノープレー!」と宣告。結局ノーアウト一塁であらためてプレイがかかった。

文章にするとそれだけの事だが、先発投手Sくんの立ち上がり、一度アウトのコールを聞いただけに動揺は大きかった。本来の力を出す前に降板。

彼の落胆ぶりは見ていてつらかった・・・・。とても。

今年の5月、少野連春の予選でハヤトは公式戦初先発した。その直前まで練習試合などではそこそこ投げていたのだが、肝心のその試合でめちゃくちゃになってしまい、初回に8失点、すべて自責点という結果に終わった。ゴールデンウィークの間中、思い出してはシクシク泣いていた。

その時の事を僕は思い出していた・・・・。Sくん、泣いていないかい?

クラウンのHP、試合結果の詳細を見せてもらうとSくん、君がどんなにすごい投手で、今まで懸命にがんばってきたかよくわかるよ。
あせるな!くさるな!まけるな!君はあのクラウンの投手なんだぜ。

野球の神様はきっと君のこと、見てくれていたぜ。胸をはってがんばれ!

あと1年と少し、今の5年生たちが見せてくれるだろう、ちいさいけれど大きなドラマにワクワクしたい。東久留米の野球小僧、ひとりひとりが彼らの物語の主人公だ。

筋肉痛のおじさんより。