とんぼ

プロ野球ストーブリーグの話題が賑やか。
僕の日々の生活にはまったく関係無いけれど、どうしても気になるあの男。

清原。学年でいえば僕のひとつ下。同じ世代を生きてきて今までどれだけ彼に勇気をもらい、励まされただろう。僕らの世代にとっては思い入れを持つことの出来る最後の野球選手だろう・・・。

40歳を前にしてなおも挑み続ける姿に。

とんぼのメロディーにのってバットを担いで打席に歩いて行く姿に。

どんなチームに移ってもいい、一日でも長く現役を続けてほしい。

ハヤトを初めて東京ドームに連れて行った2001年の夏、清原はサヨナラHRを打った。目の前で生まれて初めて見るプロのホームラン。ハヤトはブルブルと震えていた。
僕が今も大杉勝男のホームランを思い出すと震えてしまうように、きっと息子も忘れないんだろうな、と思う。

夜、ハヤトの素振り、外は本当に寒くなってきた。

ストーブリーグとは、よく言ったものだ。