肘の状況

久米先生と100球のキャッチボール。
「もう大丈夫だよ。」と言ってもらい、これで治療とリハビリは終了。
長い間、辛抱強く、よくがんばった。あとは教えてもらったフォームをしっかりと自分の物にしよう。
過日、練習試合を見に行ったのだが、まだまだ本気では投げる事が出来ていない。
早く遅れを取り戻そうとせず、しっかりとゆっくりと好きな野球の道を歩ませてあげたい。
カズヤくん、レオくん。治療を始めたばかりの彼らも同様。絶対に焦らないでほしい。
野球でも他の道でもそうだ。僕は子供たちに伝えたい。
・・・・・誰かと自分を比較してはいけない。向かい合うべきは自分自身だ。どれだけ自分を信じて、どれだけ遠くまでたどり着く事が出来るかだ。・・・・・・実は大人でもそれを知らない人が多い。だから誇りを待てない人が増えてしまったんだ。・・・・・しっかりと自分と向き合っていれば、他人から何を言われても揺るがない。・・・今は野球と言う手段を使って皆はそれを学んでいるんだよ。・・・・繰り返そう。・・・自分を信じるんだ。自分を大切にするんだ。・・・いいか、忘れないで。君にしか出来ない事があるんだ。必ずあるんだ。
でも僕は思う。子供たちは大丈夫だ。しゃがんで彼らの視線で見つめてみると解る。
彼らの世界は大人が思うよりももっと思慮深く、賢明だ。
様々な道で指導者と呼ばれる大人たちがその視点に立ってくれることを願う。


何かを成し遂げた時・・・・遅いなんて事はありえない。あせらないでいいんだ。
人生は決して長くはないが、深い。捨てたモンじゃない。
日本中の野球少年たち、・・・・今、君のあるべき場所で、君のするべき野球をしよう。
カズヤくん・・・・コーチャーズボックスから、ね。レオくん・・・まだ1年生だもんね、ベンチから。
しっかりと自分の野球を今、がんばってみよう。


ゴールデンウィークもきっと・・・・、グラウンドでがんばっている子供たち・・・・
みんな、自分を信じて、いつまでも野球が好きでいてほしい。


夜、ハヤト。
素振りを再開。
自分の身体を自分で管理すること。自分を大切にすること。
そして、しっかりと自分と向き合うこと。