野球小僧にうどんを!

hayatonooyaji2005-05-10

「マリちゃんのお父さん」ことK.O先輩。2学年上の、この愛すべき先輩が春に結婚をした。
未だに先輩風をワシに吹かすので閉口しているが、「小山小父母と教職員の会」ではワシの方が先輩。(活動はしていないけど、ね。)平日の昼間っからいつでも遊べる貴重な幼なじみ。
その先輩がG.Wを利用して奥さんの実家へ行った。そのお土産がこれ!すごく美味しかった。


ワシら北多摩で育った男たちは「うどん」にはうるさい。
ちなみに「うどん」は漢字で書くと「鵜呑」(ウンチクかたむけると嫌われちゃうかにゃ?)
田無、小平。そう、稲作ではなく小麦に救われた歴史のなかで北多摩の先人たちは「うどん」を愛してきた。
東久留米には幻の柳窪の小麦粉がある。ワシは清瀬の農家のおばさんが作ってくれた「うどん」を子供の時に食べ、あまりの美味しさにほっぺたを落としたことがある。我らの地域の暮らしに根ざした「北多摩のうどん」を、ワシは愛している。


讃岐うどん」何するものぞ。と、思っていた。おそらくK.O先輩も同じだったはずだ。
だが、今日は素直に脱帽した。「北多摩のうどん」と同じ。そこには愛があった。人々の暮らしに根ざした愛が。
「うどん」は愛だ。愛は地球を救う。必ず最後に愛は勝つ


箱に記されていた「おいしい食べ方」で、カミさんに作ってもらった。
熱い「うどん」に生卵をからめて半熟にして食べる。
シアワセだ。腹の底からシアワセだった。ありがとう小麦粉。ありがとうK.O先輩。
「40歳のくせに半ズボン履くな!」なんて二度と言いません。・・・ありり?


昔、神田の老舗のそば屋さんで・・・・・。
「カレー南蛮、うどんでおねがいします。」と注文した。
「おいっ!ウチはそば屋だ!うどんが食いたきゃ、うどん屋へ行けっ!」と怒られた。
ワシは思う・・・・。あの店主にこの「うどん」を食べさせたい。
「そば」も「うどん」も愛なんだね。


あれ?ワシは何の話をしているんだろう・・・・・・・。
そうだった。野球小僧に「うどん」を!だった。


野球小僧のお母さんたちにお願いがあります。
土曜、日曜。野球に出掛ける子供たちに是非、「うどん」を食べさせてあげて下さい。
大鍋に作り置きで大丈夫です。
「うどん」は腹持ちが良く、消化も良い。まさにアスリートのための食事です。
練習開始直後のランニングの途中で気持ち悪くなったりしません。おえっちょもありません。
本当におすすめします。


これだけを言いたくて長々書いてしまった。


PS.「鼻からうどん」には要注意!「うどん」は母の愛です。